ドクターヘリが着陸する場所がないということか。
地元新聞の2017年の記事には、周辺のほとんどの島では救急用のヘリが着陸できる場所があるが、Fanøyaにはないため、整備が緊急の課題であるという地元医師のことばが掲載されている。
FanøyaはFlorøの島々の中では最も人口が多いらしい。2017年時点で約80人が住んでいたようだ。
夏場の人口はおそらく観光客などで3倍以上になる、とあるが……2~300人てこと?
医療体制の整っていない場所に観光で来て、病気やけがをすると面倒だ。
もちろん現地の人も普段から大変なんだけど。
沖縄の離島も、小さな診療所がひとつしかないところに夏場は大量の観光客が押し寄せる。
ドクターヘリもあるっちゃあるけど資金難だし、たいていは飛行機か船で大きな島まで運んだり、どうしようもないときには自衛隊に輸送をお願いすると聞いた。夜中だった場合は、村の人たちが着陸用のライトを地面に置くために起きださないといけないらしい。
地元の人のためになるなら医療整備はやったほうがいいけど、観光客の手当てでいっぱいいっぱいになるせいで地元民まで手が回らないということになると大変だ。
遠い島だけど、小さな離島は似たような問題を抱えているということがわかった。
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